家族で大満足!注文住宅間取りの決め方3選


収納スペースは充分確保する

注文住宅では、希望の間取りを自分たちで決めていくことができます。そんな中でも、収納にどれくらいのスペースをとるかという点は迷いやすいポイントですよね。まず、タンスなどの大型家具は幅や奥行きなどの長さを測っておき、きちんとおさまるスペースを確保できるようにしましょう。全体的に現在の住宅の収納スペースを基にして、充分な広さをとるようにしたほうが間違いありません。

クローゼットの扉は、中のものを出し入れするのに充分な幅があるか、扉の開閉が周りの家具類などの邪魔にならないかといったことも確認しておく必要があります。それぞれのものを、使う目的の場所から近い所へ収納できるようにするのも大切です。そうすることで、必要な時にサッと取り出すことができて便利になります。普段あまり使わないようなものは、屋根裏などに収納できる場所を設けて、よく使うものと区別しておくことも有効です。

音の伝わり方にも配慮する

例えば寝室のようにゆっくりとくつろぎながら過ごすことの多い部屋は、静かな場所がよいでしょう。トイレがすぐ隣りにあったり、洗面所の真上の部屋だったりすると、排水音や洗濯機の機械音などが気になるかもしれません。また道路に面した部屋を寝室にするのも、人や車の通る音が響いてくる可能性があります。間取りを決める際には、このような音の伝わりについても事前にリストアップしておき、その上でくつろぐための空間をどのように配置するか検討するとよいでしょう。

キッチンやバス・トイレなどの水回りは、できるだけ1か所にまとめる配置にすると使い勝手がよくなります。家事が楽になりますし、音の伝わり方の面でも、排水音の発生場所は1か所に絞られていたほうが他の部屋の間取りを決めるのがスムーズになります。

季節に応じた暑さ寒さ対策

部屋の広さによって、冷暖房の効率にも差が出てきます。吹き抜けのリビングなどは開放感がありますが、一方で室内を適温に保つためには、広い空間を冷暖房で管理する必要があるともいえるでしょう。リビングの隣りに和室を設けた場合には、来客時に間仕切りを外して開放感のある空間を作り、普段は間仕切りをすることで冷暖房の効率を上げるなど目的に応じた暑さ寒さ対策を考えることも重要です。

窓についても、それぞれの部屋で風通しがよくなる配置にしましょう。基本的には、1つの部屋に窓を2つ作ることで、風の通りがよくなります。また日当たりのよい南側の窓を大きくすると、冬は暖かくなる一方で、夏は日差し対策が必要になります。部屋を使う頻度や過ごす時間の長さなど、生活スタイルに応じた検討が必要です。

横浜の注文住宅を検討する時には、全国的に知られる企業よりも、横浜の気候風土をよく知る地元の工務店に自分の希望の家を相談すれば、生活が始まった後のトラブル時のアフターフォローは心配ありません。