賃貸住宅は費用から選ぼう!分けて考えるべき二つの費用とは


賃貸住宅を選ぶ上で重要な二つの費用

賃貸住宅で生活をするときには費用についての意識が必要です。家賃を払わなければならないので住んでいる限りはずっと費用がかかることになるからです。ただ、賃貸住宅を選ぶときには毎月かかる費用以外にも気にかけた方が良い費用があるので注意しましょう。賃貸住宅に住み始めるときには初期費用もかかるのです。賃貸契約をするときに発生する初期費用はかなり高額になることもあります。毎月かかる費用とは別枠で考えてどちらも納得できる価格の物件を選ぶのが大切です。

毎月かかる費用を知ろう

賃貸住宅で生活するときのランニングコストに相当するのが毎月かかる費用で、多くの場合には家賃と管理費または共益費の負担があります。平たく言ってしまえば家賃は住むために支払う費用なのに対し、管理費や共益費はマンションやアパートの維持管理のために必要な費用です。家賃はオーナーの収益になるものですが、管理費や共益費はオーナーにとっては直接的な利益になるものではありません。例えばマンションにエレベーターがあるならその電気代や点検費用に用いられることになります。住人が快適に生活するために必要な費用を折半していると考えると良いでしょう。

初期費用を理解しておこう

賃貸住宅に住む契約をしたときに一時的に発生するのが初期費用です。賃貸生活を始めるときにはかなり予算が必要ということが知られていますが、その原因は初期費用が高い物件が多いのが原因になっています。初期費用として大きな比重を占めるのが敷金と礼金です。敷金はオーナーや管理会社が万が一のときのために預かっておくお金で、家賃の滞納があったときに敷金から回収したり、原状回復のためのリフォームが必要になったときに敷金を使用したりする仕組みになっています。家賃の1ヶ月分から3ヶ月分くらいを求められるのが一般的です。礼金は賃貸住宅を貸してくれるオーナーに対してお礼の気持ちを込めて渡すお金です。敷金と同様に家賃の1ヶ月から3ヶ月分くらいの物件が多くなっています。敷金と礼金は高額になるケースが多いのは確かですが、実際には他にも色々な初期費用がかかり、積み上がることによってかなりの負担になることがあるので注意が必要です。不動産会社に支払う仲介手数料や鍵の交換費用、部屋のクリーニング費用などが代表的なものです。このような初期費用がどのくらいかかるかは物件によって異なるので、どのくらいのお金を借りるのに用意できるかも加味して物件を選ぶようにしましょう。

函館の賃貸は自然に囲まれており、非常に環境が良いです。敷金礼金がかからないところが多く、JR函館本線や函館市電から近い物件が多数存在します。